先生と準備室 後編
黒い革のもの。デニム素材のもの。
レザーのもの。
どれもカッコよかった。
「佳奈ちゃん、どれにするの?」
「犬山さんならどれが良いですか?」
「え?俺なら…って俺の意見は
どうでも良いんだよ!凌久さんの好みに
合わせたら?」
「あ…そうですよね。
えーっと…じゃあこれで!」
「かしこまりました。ご準備致しますので
先にお会計お願い致します。」
「はい」
お会計へと進み、現金で支払った。