先生と準備室 後編

「これ…俺が貰っていいの?
俺の好みにピッタリだけど…」

「本当!?良かったぁ…
一生懸命選んだんだよ。
凌久、誕生日おめでとう」

「佳奈ぁ…っごめん…ごめんなぁ…
傷ついたよな…ほんとごめん…」

「わっ!?り、りく…
くる、し…」

抱きつかれたのは良いんだけど

苦しい…

「あ、ごめん。
そうだ!佳奈もこれ、着けてよ」

「え?」

首元にヒヤッとした感覚がした。

「んふふ。似合ってる。」

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