先生と準備室 後編
私は不思議に思いながら後をついて

行く。

「え」

連れていかれたところは…

あの、準備室。

「おいでよ。藤井さん?」

扉をあけて準備室に入り両手を広げる

先生はまるで子供みたい。

「ほーら、特別だよ?おいで?」

特別

その言葉を聞いた瞬間私は

顔から笑みをこぼしながら抱きついた。

「んふふ、どうしてここに?」

「さっき、学校1のイケメンの生徒が
登校してきたの…。
それに、藤井と話したいから」

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