先生と準備室 後編
「なんか、黒田くんとその友達?」
「佳奈!」
急にガバッと抱きついて来た。
「え!?な、なに!?」
「俺以外の男見ないでね?」
「うん」
「黒田に何か言われたらすぐに連絡!」
ついでに、その友達ってやつも。そう凌久は
言う。
「んふふ、大丈夫だよ。」
「何笑ってんの!」
「だって私は凌久にしか恋愛感情湧かない」
「んふふ、そう?…じゃなぁい!
男は狼さんなの!だから油断したらダメ!」