先生と準備室 後編
「あっ!」
ハンドバッグからメイクポーチが落ちた。
ポケットの部分に入れていたから。
拾おうと壁に掴まりしゃがむ。
ポーチを拾い、立ち上がろうと思った時
目の前がまた真っ白になり
膝から崩れ落ちた。
カバンの中身が出る音がした。
拾わないとそう思ったけど起き上がれなかった
それに、段々意識も朦朧としていく。
「凌…久…」
振り絞るような声で凌久を呼んだ。
だけどこんな小さい声。届く訳が無い。
ハンドバッグからメイクポーチが落ちた。
ポケットの部分に入れていたから。
拾おうと壁に掴まりしゃがむ。
ポーチを拾い、立ち上がろうと思った時
目の前がまた真っ白になり
膝から崩れ落ちた。
カバンの中身が出る音がした。
拾わないとそう思ったけど起き上がれなかった
それに、段々意識も朦朧としていく。
「凌…久…」
振り絞るような声で凌久を呼んだ。
だけどこんな小さい声。届く訳が無い。