先生と準備室 後編
「んっ…ひゃぁ!?」

キスをしながら、耳をなぞられる。

「ほら、耳が弱いのは俺しか知らない。
幸せなキスも俺しかできないんだよ。
俺の事だけ考えてよ。佳奈。」

「凌久…うぅ…私、フラれない?
ずっと守ってくれる?」

「安心して…。俺、佳奈を離せる
自信ないから。」

「凌久…」

「ほら、お嬢さん。
俺も甘えてもらいたいんだけど、腕と目
冷やそう」

「うん…」

ちょっとまってて、そう言い凌久は

冷蔵庫から冷やすものを持って来た。

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