先生と準備室 後編
2人でお買い物
凌久の車
「佳奈〜買い物行く?」
「え?あ〜、うん。
晩ご飯の材料買わないと」
「了解。車出すね」
あれから、私は腕も無事に治り
大学も楽しく凌久との同居生活も円満に
やっている。
「佳奈〜準備できたよ〜」
車の準備ができたらしい。
凌久の車に乗り込む。
「凌久の車、乗るたびに学生気分に
なれるんだよね」
「え?」
「私がまだ高校生だった時さ、
凌久の車に乗せてもらったじゃん?」
「あー。あったなぁ」