大好きだよ。
「てかさー??菜未って彼氏作んないの?」
「ゥチだって作りたいよ?でもまだ恋とかよくわかんない」
親友の恵里だから
正直に言える
「なんでー?菜未カワイイし!まわりの男子だって、疑問に思ってるよーもったいない!
それに菜未のとこ狙ってる人だっているんだよー」
私は、飲んでいたジュースを出しそうになった
「菜未かわいー
さっき拓也にきいたんだよ」
恵里はクスクス笑って言う
「恵里からかってる?」
「んな訳ないでしょ!
2組の鈴木優真君!!
菜未にかなり惚れてるらしいよお」
「え?!」
プルルルッ...
「嘘だぁ」
と言う前に
延長の電話がきた
私達は少し長く居すぎたかもしれない
「ぢゃあこの続きはまた明日」
恵里はまだにやけている
どうやら嘘じゃないらしい
カラオケをでて
「菜未頑張れよー!」
帰る前に恵里にこう言われ
いまいち意味が理解できないまま
私は家に帰った