大好きだよ。
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次の日
恵里は昨日と同じ
にやけた顔で近寄ってきた
「菜未ー!考えたー??」
「何を??」
「優真君の事!」
考えたって言われても
優真とは、ほんと全然話してないし
挨拶もしてない
そんな優真が
私を好きになるなんて事があるのだろうか?
しかも告られてもないのに
何を考えるのか...
「ありえないでしょー」
「菜未は鈍感だなぁ優真君結構前から狙ってたらしいよ?しかも『マヂ惚れたかもー』とかって言ってたらしいし!だから近々アド聞かれるかもねー」
「鈍感って?!なんで?好きだったらさ、もっとなんかさあ」
「あっ!拓也だー」
私の話しを聞き終える前に
恵里は拓也を見つけて教室
を出て行ってしまった
いつもの事だから気にしなかった