好きになっては‥‥いけない人

丁度、彼女(保育士さん)と一緒になり

「あっ、お疲れ様です。」と、彼女。
「いま、帰りですか?」と、俺。
「はい、今日は終わりました。」
と、彼女が言ったから
「もしよければ、一緒に食事でも
どうですか?」
と、俺。

自分の言動にびっくりするが
このまま、彼女と終わり···たくない
と・・思った・・

「えっと・・」
「あっ、いえ、すみません。
いきなりで、びっくりさせました。
忘れて下さい。」
と、言い立ち去ろうとすると
「あっ、あの、すみません。
突然でびっくりしただけです
ご一緒しても良いですか?」
と、言われて
「良かった・・」
と、言うと
彼女は、はにかみながら笑うから

俺は、自分の名刺を彼女に渡した。
「あきば、だいきさん?」
と、言う彼女に
「はるきです。」と。
「私は、綾瀬 花です。
花と書いてめいと呼びます。」
と、自分の名前を名乗る
花さんに
「あっ、でもすみません。
俺、この辺り詳しくなくて
花さんは、どこかご存知ないですか?」

「クスッ、おしゃれな所でなくても
大丈夫ですか?
それと、私の方が年下ですよね
さん付けは、ちょっと。」
と、言うから
「ありがとうございます。
では、花ちゃんで。」
と、頭をかきながら
お願いしますと頭を下げると
「では、私は大輝さんで。」
と、ほんのり頬を染めながら
言ってくれた。

車二台で行くには、駐車場が
狭いかもと言うことで
花ちゃんの車は、保育園に置いて
俺の車で食事の場所へと移動した。
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