好きになっては‥‥いけない人


一度は、離れようと思った。

大切な、たった一人の姉の為に

だけど・・できなかった。

それほどまでに大輝を愛していた。

また、大輝も私を愛してくれていた。

もう、二度離れることはない。

「ねぇ、大輝、いつまでも
一緒にいようね。愛してる。」
と、寝ている大輝の唇にチュッと
すると
「まだ、足りなかったの?」
と、大輝に組み敷かれ
そのまま翻弄されていく中······

「めいっ、愛してる。」
  と、大輝の声が聞こえた。



二人の間には‥‥直ぐ

  第一子を・・・授かる‥‥




花と大輝・・
いつまでも、いつまでも‥
二人は、幸せに暮らした・・とさ?


       **完**
< 55 / 56 >

この作品をシェア

pagetop