あなたと出会うため【完】 番外編【完】
なんとか無事に仕事を終え、事務所に戻った。いつものように伝票を渡す。紗良ちゃんは無言で受け取って完全に私を無視している。
「社長。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」
事務所に戻って蓮さんに謝罪した。
蓮さんは 気にするなと言ってくれたが迷惑をかけてしまって申し訳なくて仕方がなかった。
帰る準備をして車の所まで行くと、美桜がやって来た。
「美桜 お疲れ様。色々騒がせてごめんね。」
謝って美桜を見ると、美桜まで私を冷たい目で見てくる。
さっき現場で受けた冷たい視線を思い出して 背中にイヤな汗が流れる。
「あんたさぁ 樹さんと紗良の邪魔してるんだって?いい加減にしなよ!」
親友だと思っていた美桜からの言葉に私の心が冷えてくる。
「邪魔なんてしてないよ。」
そう言っても信じてくれず、樹と紗良ちゃんが どれだけ迷惑しているか………語り出す。
「美桜まで私の話を聞いてくれないんだ………」
「言い訳なんて聞きたくない! 最低だよね!あんた!」
私の言葉を聞かず美桜は事務所に戻っていった。
彼氏だけじゃなく、親友まで失ってしまった。
ただ、人を好きになっただけで、何でここまでされなきゃいけないんだろう?
こんなことなら樹を好きにならなきゃ良かったよ………(泣)
「社長。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」
事務所に戻って蓮さんに謝罪した。
蓮さんは 気にするなと言ってくれたが迷惑をかけてしまって申し訳なくて仕方がなかった。
帰る準備をして車の所まで行くと、美桜がやって来た。
「美桜 お疲れ様。色々騒がせてごめんね。」
謝って美桜を見ると、美桜まで私を冷たい目で見てくる。
さっき現場で受けた冷たい視線を思い出して 背中にイヤな汗が流れる。
「あんたさぁ 樹さんと紗良の邪魔してるんだって?いい加減にしなよ!」
親友だと思っていた美桜からの言葉に私の心が冷えてくる。
「邪魔なんてしてないよ。」
そう言っても信じてくれず、樹と紗良ちゃんが どれだけ迷惑しているか………語り出す。
「美桜まで私の話を聞いてくれないんだ………」
「言い訳なんて聞きたくない! 最低だよね!あんた!」
私の言葉を聞かず美桜は事務所に戻っていった。
彼氏だけじゃなく、親友まで失ってしまった。
ただ、人を好きになっただけで、何でここまでされなきゃいけないんだろう?
こんなことなら樹を好きにならなきゃ良かったよ………(泣)