あなたと出会うため【完】 番外編【完】
「まず、伝票紛失の事だが………」
蓮さんの言葉で追及が始まった。
紗良とかいう女は空気を読まず、相変わらず 和花のせいにしているが、古都とかいう女は何かを感じ取っているようだ………目が泳いでる。
樹と海星は何の事か理解してないみたいで、キョトンとしている。
「前も言った通り、私は和花さんから伝票なんてもらってません。私に樹くんを取られた嫌がらせしてるんです。」
「わ、わ、私も で、伝票なんてもらってません。」
2人の女はもらってない事を主張しているが、たかが男1人………樹の為にここまでやるのが理解出来ないな………俺は………
不毛なやり取りを無駄な時間だと感じた俺は………設置してあるテレビに映像を流した。
その映像を見て その場にいた全員が固まった。そりゃあそうだろう。樹の女が言った事は全て嘘なんだから………
画像には………しっかりと和花が女に伝票を渡している所が映っていた。
「紗良。これは伝票が紛失した日の映像だ。説明をしてくれ。」
蓮さんが聞いている。
「知らない!もらってない物はもらってない!」
「そうか。……… 春弥。」
俺の名前を呼んだのを合図に、更に映像を流した。
蓮さんの言葉で追及が始まった。
紗良とかいう女は空気を読まず、相変わらず 和花のせいにしているが、古都とかいう女は何かを感じ取っているようだ………目が泳いでる。
樹と海星は何の事か理解してないみたいで、キョトンとしている。
「前も言った通り、私は和花さんから伝票なんてもらってません。私に樹くんを取られた嫌がらせしてるんです。」
「わ、わ、私も で、伝票なんてもらってません。」
2人の女はもらってない事を主張しているが、たかが男1人………樹の為にここまでやるのが理解出来ないな………俺は………
不毛なやり取りを無駄な時間だと感じた俺は………設置してあるテレビに映像を流した。
その映像を見て その場にいた全員が固まった。そりゃあそうだろう。樹の女が言った事は全て嘘なんだから………
画像には………しっかりと和花が女に伝票を渡している所が映っていた。
「紗良。これは伝票が紛失した日の映像だ。説明をしてくれ。」
蓮さんが聞いている。
「知らない!もらってない物はもらってない!」
「そうか。……… 春弥。」
俺の名前を呼んだのを合図に、更に映像を流した。