あなたと出会うため【完】 番外編【完】
別の日の映像で 古都とかいう女が和花から伝票を受け取り、その伝票を紗良が奪いシュレッダーにかけている姿が映しだされ、これを見た女達は何も言えず黙り込んだ。
「どういうことだ? 紗良、お前何やってるんだ? 何だこの映像? 蓮さん、天馬さん 俺 話が解らないっす。」
「じゃあ 俺が説明してやる!」
そう言って俺は話始めた。
「今回の事の始まりは、樹!お前だ!」
「お、俺?何で?」
「お前……… 和花と別れる前から、その女と関係あったよな?」
「そ、それが何すか? 関係ないっすよね?」
話してると隣にいる和花が、俺の手を強く掴んできた。きっと思い出してるんだろう。俺は大丈夫だと気持ちを込めて握り返した。
「樹。何ヵ月か前に体調不良で仕事休んだよな? その時、紗良ちゃんと一緒にいただろう?」
天馬さんが聞くと、
「いいえ。一緒にはいません。」
女が答えているが、麻衣さんが後で調べたら、女もその日は体調不良でやすんでいた。
「休んだからって一緒にいる訳じゃないじゃないですか?」
そんな事を言い出したが、そんなの俺が許すはずないだろうが!
俺はもう一度映像を流した。これは、紗良が古都に今回の事を話してる映像だ。 海星の女は席を外していたのか映ってなかった。
「どういうことだ? 紗良、お前何やってるんだ? 何だこの映像? 蓮さん、天馬さん 俺 話が解らないっす。」
「じゃあ 俺が説明してやる!」
そう言って俺は話始めた。
「今回の事の始まりは、樹!お前だ!」
「お、俺?何で?」
「お前……… 和花と別れる前から、その女と関係あったよな?」
「そ、それが何すか? 関係ないっすよね?」
話してると隣にいる和花が、俺の手を強く掴んできた。きっと思い出してるんだろう。俺は大丈夫だと気持ちを込めて握り返した。
「樹。何ヵ月か前に体調不良で仕事休んだよな? その時、紗良ちゃんと一緒にいただろう?」
天馬さんが聞くと、
「いいえ。一緒にはいません。」
女が答えているが、麻衣さんが後で調べたら、女もその日は体調不良でやすんでいた。
「休んだからって一緒にいる訳じゃないじゃないですか?」
そんな事を言い出したが、そんなの俺が許すはずないだろうが!
俺はもう一度映像を流した。これは、紗良が古都に今回の事を話してる映像だ。 海星の女は席を外していたのか映ってなかった。