あなたと出会うため【完】 番外編【完】
ケジメ
春弥と付き合い始めて、1年が過ぎた。
この1年春弥は私としっかり向き合ってくれて、私を裏切るような事はない。
ただ、春弥はモテる………この1年で何度も告白をされているらしく、その都度 報告してくれる。
ケンカにはならないけど、私が一方的に怒って不機嫌になって口を聞かなくなるだけ………まあ私のヤキモチだ。
「後から知ったら、和花がもっと悲しむし、黙ってたら下心があるからだって思われるのもヤダ! 俺は和花だけが好きだし誤解されたくないから、だからちゃんと話すんだ!」
私の事を面倒くさがらず、そう言って抱きしめてくれて、私に幸せを感じさせてくれる。
「言葉だけじゃ伝わらない!」らしく、
時々 暴走してベッドに連れ込まれ朝まで………ってことも。
わかってるんだよ!愛されてるって!それに春弥の気持ちを疑った事はない。気づけば春弥を信用している自分がいて、すごく嬉しい。
そんなある日、仕事終わって家に帰って来た時、私のアパートの前に誰かが立っていた。
春弥かな?………って思って駆け出そうとしたが、それも一瞬だけで、立っている人を見て驚いて立ち止まってしまった。
「何の用?」
自分でもビックリするくらい低い声で相手に問いかけた。
この1年春弥は私としっかり向き合ってくれて、私を裏切るような事はない。
ただ、春弥はモテる………この1年で何度も告白をされているらしく、その都度 報告してくれる。
ケンカにはならないけど、私が一方的に怒って不機嫌になって口を聞かなくなるだけ………まあ私のヤキモチだ。
「後から知ったら、和花がもっと悲しむし、黙ってたら下心があるからだって思われるのもヤダ! 俺は和花だけが好きだし誤解されたくないから、だからちゃんと話すんだ!」
私の事を面倒くさがらず、そう言って抱きしめてくれて、私に幸せを感じさせてくれる。
「言葉だけじゃ伝わらない!」らしく、
時々 暴走してベッドに連れ込まれ朝まで………ってことも。
わかってるんだよ!愛されてるって!それに春弥の気持ちを疑った事はない。気づけば春弥を信用している自分がいて、すごく嬉しい。
そんなある日、仕事終わって家に帰って来た時、私のアパートの前に誰かが立っていた。
春弥かな?………って思って駆け出そうとしたが、それも一瞬だけで、立っている人を見て驚いて立ち止まってしまった。
「何の用?」
自分でもビックリするくらい低い声で相手に問いかけた。