家庭教師の闘い ~VSプレイボーイ兄弟~
オカマ山はコーヒーを飲みながら、
「さぁ」
と気のない返事をした。
さぁって……。
「出勤は明後日・水曜からよ、頑張ってね。
場所はさっき渡した封筒に入れてるから」
「…はい」
ま、いーや。
外でマコが待ってる。サッサと行こう。
と、ドアを開いて出ていこうとした時、
「そうそう、さやかさん」
「?」
何事かと振りかえる。
オフィスの窓からは、どんよりと雲に隠され月がかいま見えた。
「くれぐれも粗相のないようにね」
「?……はい」
その時の私はオカマ山のこの言葉の意味を知る由もなかった。
「さぁ」
と気のない返事をした。
さぁって……。
「出勤は明後日・水曜からよ、頑張ってね。
場所はさっき渡した封筒に入れてるから」
「…はい」
ま、いーや。
外でマコが待ってる。サッサと行こう。
と、ドアを開いて出ていこうとした時、
「そうそう、さやかさん」
「?」
何事かと振りかえる。
オフィスの窓からは、どんよりと雲に隠され月がかいま見えた。
「くれぐれも粗相のないようにね」
「?……はい」
その時の私はオカマ山のこの言葉の意味を知る由もなかった。