甘くてやさしくて泣きたくなる~ちゃんと恋したい
「凛の雰囲気、すごく変わった。こないだ会ったときは相変わらず足踏みして目も死んでたけど、今日の凛の目はキラキラしてる」
「キラキラしてる?」
「さては、何はあったなぁ?」
弥生が肘で私の腕をぐいぐい押してきた。
私の雰囲気が変わったということと、間宮さんが関係しているのかどうかはわからないけど、今言うべきかと思って、『トータル・サポート』の一件から今に至るまでの間宮さんと自分の関係を話す。
「すごいね、その話!」
始終を目を大きく見開いて私の話を聞いていた弥生が大きな声を出した。
「そう?」
「そんな話聞いたこともない。凛だって自分が読んでる小説さながらのストーリーだと思わない?いや小説よりおもしろいかも」
確かにそんな話は私もまだお目にかかったことはないけれど、弥生にそんな風に言われたら本当にそう思えてくる。
「その間宮さんって人、絶対凛に気があるって!」
「そうかな」
「気がないのに自分の家にあげないわよ」
「それは、ぷーすけを預けるためにしょうがなかっただけだよ」
「ぷーすけ自体が口実のような気がするんだけど」
弥生はにやにやしながら私に視線を向けると言った。
「初めてだね。凛が自分から気になる男の人の話するの」
私は黙ったまま頷いた。
だって、誰かのことこんなに好きになったこと自体が初めてなんだもの。
「キラキラしてる?」
「さては、何はあったなぁ?」
弥生が肘で私の腕をぐいぐい押してきた。
私の雰囲気が変わったということと、間宮さんが関係しているのかどうかはわからないけど、今言うべきかと思って、『トータル・サポート』の一件から今に至るまでの間宮さんと自分の関係を話す。
「すごいね、その話!」
始終を目を大きく見開いて私の話を聞いていた弥生が大きな声を出した。
「そう?」
「そんな話聞いたこともない。凛だって自分が読んでる小説さながらのストーリーだと思わない?いや小説よりおもしろいかも」
確かにそんな話は私もまだお目にかかったことはないけれど、弥生にそんな風に言われたら本当にそう思えてくる。
「その間宮さんって人、絶対凛に気があるって!」
「そうかな」
「気がないのに自分の家にあげないわよ」
「それは、ぷーすけを預けるためにしょうがなかっただけだよ」
「ぷーすけ自体が口実のような気がするんだけど」
弥生はにやにやしながら私に視線を向けると言った。
「初めてだね。凛が自分から気になる男の人の話するの」
私は黙ったまま頷いた。
だって、誰かのことこんなに好きになったこと自体が初めてなんだもの。