超能力者暗殺げぇむ

ピピピピピピピピ

「んぅ･･････」

スマホでかけた目覚ましの音で目を覚ます

まだ重い体を起こし、ベッドの上で伸びをした

よく寝たぁ

「このゲームって、一日の暗殺終わっちゃったら暇なんだな」

なんて独りごちながら、昨日を振り返る

あれは暗殺は一日につき1回だけ

だから超暇だった、あの後

まあそーゆーわけで、SNSとか覗いてたわけ

そのあと寝落ちしそうになったから、慌てて音量を上げて寝たんだ

ぱっとゲームを開いてみると、通知のところに『超能力者を暗殺しました。おめでとうございます』ときていた

よかったぁ･･････あの男の子、やっぱり超能力者だったんだ

幸先いいスタート切れたかな

っといけない、学校に遅れちゃう

ゲームに喜んでいても時間は過ぎていくからね

朝の時間は貴重なんだから！

とりあえず自室を出て、階下にある洗面所で顔を洗う

軽く口をゆすいで口の中の嫌な感覚をさっぱりさせた

うん、いいね

そしてまた階段を駆け上がり、制服に着替える

そしてぱぱっと髪の毛をまとめた

「よしっ」

体全体が映る鏡で最終チェックをして、1階にあるリビングに向かった





「おはよぅ〜」

「あら、おはようすみれ」

「お姉ちゃんおはようー」

「つぼみ、おはよう」

少し年の離れた妹と、お母さんに挨拶をする

お父さんはもう仕事にいっちゃったみいだ。いないもん