超能力者暗殺げぇむ
あのままテレビを見ていてもなんだか嫌だったから、早々に家から出て、なのはと合流した
「おはようすみれ」
「なのはーおはよ」
やや元気のないあたしの挨拶に、不思議そうに首をかしげたなのは
いつもならハイテンションで登場するから、不思議に思ったんだろう
「どうかしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
さすがにゲームのことでなのはに相談してもなんだか、ねぇ?
しかも、ゲーム内で起きたことが現実に反映されているので真実が知りたいとか、やばいじゃん
だから黙った
「そう・・・・・・?何かあったらちゃんと言ってね」
「うん、ありがと!」
やっぱり、頼れる親友だ
それからというもの、あたしはなのはの笑顔に浮かれて、他愛ない話を続けた
「えー、では教科書68ページの・・・・・・」
国語の先生が授業をしている
今は2時限目
特に板書すること無いので、ぼーっと窓の方を見つめた
あれがもし本当なら、結構やばい
現実に反映されるとかおかしいし、何よりあたし
人を、殺しちゃったの───────?
「・・・・・・・・・さん・・・・・・すみれさん?」
「っ!はい」
ぐるぐると思考が駆け巡っていた時に、先生から名前を呼ばれた
不覚
「どうしたの?具合でも悪い?」
50代半ばの女性教師は、心配げに教卓からあたしを見ていた
急に周りの視線が集まって、反射的に縮こまってしまう
「いえ、大丈夫です」
「そう?なら、68ページの12行目から読んでくれる?」
なんだ、音読か
いそいそと立ち上がり、教科書を手に持って視線を落とす
「おはようすみれ」
「なのはーおはよ」
やや元気のないあたしの挨拶に、不思議そうに首をかしげたなのは
いつもならハイテンションで登場するから、不思議に思ったんだろう
「どうかしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
さすがにゲームのことでなのはに相談してもなんだか、ねぇ?
しかも、ゲーム内で起きたことが現実に反映されているので真実が知りたいとか、やばいじゃん
だから黙った
「そう・・・・・・?何かあったらちゃんと言ってね」
「うん、ありがと!」
やっぱり、頼れる親友だ
それからというもの、あたしはなのはの笑顔に浮かれて、他愛ない話を続けた
「えー、では教科書68ページの・・・・・・」
国語の先生が授業をしている
今は2時限目
特に板書すること無いので、ぼーっと窓の方を見つめた
あれがもし本当なら、結構やばい
現実に反映されるとかおかしいし、何よりあたし
人を、殺しちゃったの───────?
「・・・・・・・・・さん・・・・・・すみれさん?」
「っ!はい」
ぐるぐると思考が駆け巡っていた時に、先生から名前を呼ばれた
不覚
「どうしたの?具合でも悪い?」
50代半ばの女性教師は、心配げに教卓からあたしを見ていた
急に周りの視線が集まって、反射的に縮こまってしまう
「いえ、大丈夫です」
「そう?なら、68ページの12行目から読んでくれる?」
なんだ、音読か
いそいそと立ち上がり、教科書を手に持って視線を落とす