超能力者暗殺げぇむ
いんすとーる
「ねーねー、今日の宿題してきた?」

「もちろん、してきたよ。すみれは?」

「うっ、あたしちょっと残ってるんだぁ・・・・・・お願い、なのは!見せて!」

「しょうがないなぁ・・・・・・学校ついたら見せるね?」

「ありがと〜っ!さすが天使!我が天使最強だよ!」

幼馴染と見慣れた通学路を歩く

はろー、あたしは及川すみれ!

ただいま青春真っ盛りの高校二年生!

勉強がちょっと苦手だけど、体育だけには唯一自信あり!な女子です!

で、今あたしの隣をこうやって歩いてるのが・・・・・・幼馴染で天使、なのは

あたしたちは俗に言う「ズッ友」で、めちゃくちゃ仲がいいの

成績優秀、委員長も務めたことがある、頼れる親友

「そういえば・・・・・・最近この辺りで、通り魔がいたみたいだね」

「えっ、それほんと?」

「うん、今日のニュースで言ってたよ?」

可愛らしく人差し指を口元に当てて、思い出したように言うなのは

「被害者の子は確か・・・・・・高校生、じゃなかったかな?」

「ええ!じゃああたしたち危ないじゃん!」

被害者が偶然にも、あたしたちと同年代だなんて・・・・・・!

しかもこの辺りって・・・・・・危険すぎる

「すみれも気をつけなきゃダメだよ?」

「わかってまーす」

ニコニコと笑い、喋りながら通学路をてくてくと歩く
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