。。折れた羽根、虹の架け橋。。
「あげは、今すぐやめろよ!!
行くことない。

そんなーーーー!!」

俺はあげはを引き寄せた。


だってさあ、ちょっと触れただけで震えるあげはがさあ。

男に、何されるか考えただけで、イライラする。

それはみんなも同じだった様で、手が震えていた。














「怖いーーーー、もうしたくないよぉっ」









あげはが泣いてる。


「その場所、どこにある?
今すぐ話つけに行こう!!」


黒が、堪らず立ち上がる。

「明日にしょう。
明日に、疲れたから休みたいのっ」


だってあげは。
明日は、あげはの15歳の誕生日だろうが。


「あげはが、行かないなら俺達だけで行くよ!」


旬も、堪らず立ち上がった。

「なんでーーーー?

あたし、こんな汚いあたしのこと」


汚い汚いってあげはってさあ。
気づいてる?


「綺麗だよ。


こんな、綺麗な蝶見たことないよ。
あげはがみんな好きだよっ。



最悪な誕生日にすんなよ!


なあーー大丈夫。



不安がらなくていいーーーー。

絶対にあげはを救い出す!」


そして、最後の決め台詞はやっぱり、龍だ。

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