。。折れた羽根、虹の架け橋。。
旬の恋心。
「じゃあ、なんでーーあたしは、男に傷つけられたの?教えてよっ、弱い生きモノに目を付けて、体も心にも、傷をつけられた。
旬には分からないでしょう!
あたしの気持ちなんか!!」
今ので、わかった。
あげはの心の闇にーー。
守ってくれる筈の男は、弱い生きモノに目を付けて傷つけた。
「わかんねーな、だけどーー俺なら好きな奴は絶対傷つけない。
男はみんなやりたいだけなんて、悲しいこと言うな。そんな、悲しいこと言うなよ」
旬ーー。
「あんたなんかに!!」
あげはが、振り下ろした手は簡単に掴まれ身動きがとれない。
「ーーっ、俺が女相手に本気で戦う訳ねーだろ。
分かんないなら教えてやるよ!」
ーーーーーー!!
旬は、あげはを壁に押し当てた。
両手は塞がれ、身動き一つ取れない。
「やっ、離してよ!」
力を入れてる様に見える旬だけどーー
多分、力は半分も出てない。
あげはに、教えてあげてるんだ。
それが分かるから、みんなーー止めない。
警戒心のない、無自覚なお姫様に。
「ーーーーーーっ、ごめんなさい。
わかったから、離してっ!」
涙がこみ上げたあげはが、旬を見つめた。
旬の顔が見る見る赤くなる。
不意に離した手。
緩めた瞬間ーーーーーー
制裁かの様に、あげはが旬の腹部にパンチした。
旬には分からないでしょう!
あたしの気持ちなんか!!」
今ので、わかった。
あげはの心の闇にーー。
守ってくれる筈の男は、弱い生きモノに目を付けて傷つけた。
「わかんねーな、だけどーー俺なら好きな奴は絶対傷つけない。
男はみんなやりたいだけなんて、悲しいこと言うな。そんな、悲しいこと言うなよ」
旬ーー。
「あんたなんかに!!」
あげはが、振り下ろした手は簡単に掴まれ身動きがとれない。
「ーーっ、俺が女相手に本気で戦う訳ねーだろ。
分かんないなら教えてやるよ!」
ーーーーーー!!
旬は、あげはを壁に押し当てた。
両手は塞がれ、身動き一つ取れない。
「やっ、離してよ!」
力を入れてる様に見える旬だけどーー
多分、力は半分も出てない。
あげはに、教えてあげてるんだ。
それが分かるから、みんなーー止めない。
警戒心のない、無自覚なお姫様に。
「ーーーーーーっ、ごめんなさい。
わかったから、離してっ!」
涙がこみ上げたあげはが、旬を見つめた。
旬の顔が見る見る赤くなる。
不意に離した手。
緩めた瞬間ーーーーーー
制裁かの様に、あげはが旬の腹部にパンチした。