。。折れた羽根、虹の架け橋。。
*旬side*

さすが、白は強いな。

頭切れるし、何しろ副総長だからな。
だけどーーーー、そろそろ白の注意力も切れる頃合いだ。
21時を回り始めていた。

少し、眉間にシワが寄る白。

何しろ、ずっとろくに寝てないからな。
「ーーーー白、大分辛そうじゃん?
素直に負け認めれば?」

まあ、、認める訳ないか。


「無理。

あげはが、他の奴と寝るとか堪らなく嫌だ。
なんか、最近旬にドキドキしてる気がするし。あげはの隣は、ずっと俺がいい。

あげはだけはーーーー誰にも渡さない!」


「ーーーー白。」


あげはを見たら、真っ赤な顔で白を見てる。

面白くねーな。

「あげは、今日は俺と寝よう。
不安なんか無くなるぐらい、ギュッ、としてやるよっ」


俺の本気だ。

あげはを見たら、真っ赤になって上目遣い。
まあ、あげは小さいからそう見えるだけだが。

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