。。折れた羽根、虹の架け橋。。
夢ーーーー?
優しい優しい旬のキスを受け入れてからの、首筋にかかる吐息と、軽い痛み。


甘い雰囲気の中、、気配を感じ見回したらーーツヨシさん。

「えっ、もしかして今の見てました?」

は、恥ずかしいっ。

人前で、キスだけじゃなくーーーー今、何してた?
ハッ、と我に返って顔を埋めた場所は旬の胸の中。


「あげは、まだキス足りない?
もう一回する?」


な、な、旬の余裕そうな表情に心がドキドキしてやばい。


旬が最近おかしいっ。


と、言うかあたしが意識し過ぎだ。

「ダメっ。
もういいよ、早く寝ようよっ」
話題を変えたくて、逃げるけど許して。


だけど不意に近づいて来る旬の顔に、あたしはドキドキだ。

かき乱される心。

チュッ。


それは、触れるだけの優しいキス。

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