。。折れた羽根、虹の架け橋。。
ーーーーーーーーーーーー

「どうしょうーー。
15歳になってまで、迷子ってやばいかも知れない。
龍に会いたいよっ」


見渡す限り人、人、人。


本当、なんか目眩してきた。
人酔いかなぁ。

自販機でジュース買いたいけど、お金無いし。
あ、そうだスマホ。

ポケットから、スマホを取り出して龍の名前を見つけては、電話を掛けようとした。








「いたっ。
何してんの?
やっと見つけたっ」


レイくん?

汗だくだ。

「ーーーー、迷子になってしまって。
龍は?」





「あげは!!」



空気を裂くように、貴方の声が聞こえた。


やっぱりそれは、龍で。

「全くっ、絡まれ無かった?
大丈夫?」

「絡まれてないよ、ごめんねっ。
あ、レイくんありがとうっ!」

あたしはレイくんに、笑顔で返した!

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