。。折れた羽根、虹の架け橋。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ツヨシ、帰るぞっ!」


運転席で寝ていたツヨシは、慌てて起き出した。

ふと、あげはを見て固まるツヨシ。


「ーーーーあげはちゃん。
何、その服っ」

焦った、ツヨシの戸惑う声。
うん、分かるよ。
しまいにはーーーー。



「ツヨシさん、ねんねしたいっ」


はい、甘えたあげはに大変身だわ。

フワフワ甘々の、あげはに、大変身。

可愛いこと間違いなし。
だけどーーーー。



「龍さんーーーーあげはちゃんまさか、眠たいとか無いですよね?」



そりゃーーーー。

「見ての通りだっ。
いいから早く走れっ!
でもって早く帰りてえー!!」


今の状況がヤバすぎだ。

「ねえ、龍。

チューしてっ」



甘く囁くあげは。

寄り添い迫って来る。
本当勘弁して欲しいーーーー。

「レイ、朝一で気過ぎだ。
気合い入れて来るなよ。
シュウに伝えとけ。

お姫様は、眠いと甘えん坊になるってなっ」


「俺らのせいかよっ」


そう、甘えん坊になる。

誰構わずだーーーー。

ちらっと、レイがあげはを見た。


「おい、目合わせるとヤバ「レイくんっ、ギュッとして!!」


あーあ。



ほら、始まった。


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