。。折れた羽根、虹の架け橋。。
「とりあえず、中入るわ。
ユウ。
そいつら部屋近づけさせないで!
変態だからっ」


「あー、わかってるよ。
変態だもんなっ」




「ちょっと、シュウは変態でも俺は変態じゃ無いよ!」


いや、黒。
総長室に、監視カメラ取り付けて見る趣味あるなら、確実変態だよ。
絶対言わないけどね。















「あ、ミナミ。レイ知らない?」


俺は、総長室にあげはを寝かせて幹部室にいる、ミナミに聞いた。


ミナミは、スマホをいじってる。


「あ?
たしか、シャワー行くって言ってたけどね」



シャワー?


シャワールームから幹部室を、通るにはあげはが寝てるベッドを、通らないといけない。


普通の状態のあげはじゃないから、心配で、部屋を開けた。




上半身裸のレイが、あげはに覆い被さっていた。






「ーーーー何してるか、聞いていい?」

意外に冷静な声が出せた。




「ーーーーあげはが泣くから。
俺がいいって泣くからっ。
泣き止ませてた」


信じていいのか、悩む。

だけどーーーーレイだし。
嘘では無さそう。



「悪いな、もういいから。

その格好誤解するから、やめろっ」

まるでーーーー。



「セックスしてる様に見えた?

気をつけなよ。
俺だからいいけどーーーー黒やシュウならやばいよ」
.

わかってるよ。


「ーーーーなあ、龍。

お披露目やめない?
俺ーーーーあげは、好きみたいっ」



目を見開いて見た。


レイが、真剣な眼差しで見るからーーーー。

嘘じゃないってわかる。


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