。。折れた羽根、虹の架け橋。。
「あのね、愛されたいっ。
ずっと一人で生きて来たの。
初めても、怖かった……っ。

誰かの愛が欲しい……っ」

あげばが泣いてる。
そうだよな、たった14歳。

幼い少女が、暗がりの路地裏でーーなんて、、
その場にいたら、絶対に守ってあげたのに。

ギュッ。


「白ーーーー?」


いつも、そうだ。

白がいつも、あげはを抱き締めるのをただ見てるだけだけど。



「俺は、あげはが好きだよ。
女の子として。
誰にもあげない!」

ーーーー!!

あげはからは、見えないけどーー白があげはを抱き締めて白がこっちを見た目はーーまじだった。


威嚇。
まさに、威嚇だった。

そうかよ、白。
仲間内で、けんかしたくないけどーー。


「俺も、あげはを好きだよ。
愛してるっ」



負けない。



白には絶対に、負けない。



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