。。折れた羽根、虹の架け橋。。
「ん?
どうした?」
なんで、そんな普通なの?
あたしは今のキスで、胸がドキドキなのに。

「「「………」」」

「何でもない、ありがとうっ」




「"さっきのキス、スゲー甘かったっ"」
ーーーー!!


あたしにしか聞こえない声。

真っ赤になるあたし。

「あのさ、さっきからなんなわけ?
あげは、様子変じゃない?」

旬ーーーー何気に鋭い。


「あげは、白とずっと車の中で何してたわけ?「そりゃ怖かったんだもん。う、う、動けないよ!」

あたし、嘘下手だ。

声が震える。

「まあまあ、いいじゃん。
あげはちゃんだってさあ、怖かっただろうし。
責めちゃ可哀想だよ!」

「別に、責めてねーしっ」

あたしを甘やかしいつも、庇うのは黒。

なんだろう。
黒の笑顔がなんかーーーー。

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