Fake!!(フェイク)~漆黒の魔導師と呪われた乙女の物語~
「痛っ!国王の額に指パッチンとは酷ぇ事しやがるな、ロニィ・シーブリース!しかも、つまらん冗談まで言いやがって~。人を待たせるのもいい加減にしろよ。」
「わっ!何これ~。」
便箋を覗き込み、そこに表れた金髪にパープルアイの若き国王、レオルド・ヴァン・アーセナルを見つめ、エドガーは驚きの声をあげた。
「いよ~!スカイヤード家の坊主、俺がレオルド国王だ。どうだ?俺様の美貌にクラッと来たか?」
軽口を叩きながら、レオルドはエドガーに向かって片目を瞑った。
「いい加減にしろ!早く本題に入らないと破っちまうぞ!」
俺はレオルドを睨みつけ、便箋を破るふりをした。
「わっ、やめろ!それじゃあ本題に入るぞ…一つ目…第一の課題は『枯れない花を探せ』だ。お前達は俺様の為に、今日の夕方までに“枯れない花”を探してこい。俺様がお前達が持ってきたモノを認めれば課題はクリアだ。だが、いい加減なモノなぞ持ってきた場合は何度でもやらせるからなぁ。くれぐれも時間厳守!のんびりハニーバタートーストなぞ食ってられねーぜ。以上、じゃあな!」
レオルドは言いたいことを一気にまくし立てると、便箋から姿を消した。
「わっ!何これ~。」
便箋を覗き込み、そこに表れた金髪にパープルアイの若き国王、レオルド・ヴァン・アーセナルを見つめ、エドガーは驚きの声をあげた。
「いよ~!スカイヤード家の坊主、俺がレオルド国王だ。どうだ?俺様の美貌にクラッと来たか?」
軽口を叩きながら、レオルドはエドガーに向かって片目を瞑った。
「いい加減にしろ!早く本題に入らないと破っちまうぞ!」
俺はレオルドを睨みつけ、便箋を破るふりをした。
「わっ、やめろ!それじゃあ本題に入るぞ…一つ目…第一の課題は『枯れない花を探せ』だ。お前達は俺様の為に、今日の夕方までに“枯れない花”を探してこい。俺様がお前達が持ってきたモノを認めれば課題はクリアだ。だが、いい加減なモノなぞ持ってきた場合は何度でもやらせるからなぁ。くれぐれも時間厳守!のんびりハニーバタートーストなぞ食ってられねーぜ。以上、じゃあな!」
レオルドは言いたいことを一気にまくし立てると、便箋から姿を消した。