sweet story
あの話しの後、百合へのいじめは、すっと止んだ。

秋山はいつもニコニコしている。


不思議なクラスだ。

こいつがみんなこわいんだな・・・・こわいか?


そーいえば、セーター!!


百合を見ると、いつも通り本を読んでいる。


[百合!!セーターありがとう!]

突然で、びっくり顔をした。


[百合でしょ?]

[うん。。]

百合は受け取ると、赤くなった顔を隠すかのように下を向いた。

小さな声で、なにかいったように聞こえた。



ケースケは、席につくと百合を眺めていた。


細く綺麗な脚


ショートカットの髪


綺麗な爪


小さな胸


少し赤い顔



全てが可愛く見えた。


百合、大好きだ。
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