sweet story
そんなことを思っていると

[気持ち悪いから、見ないでよ。]


百合が僕の気持ちを一蹴した。
その顔はまだ赤いままで、すぐにそっぽをむけたのだった。



はい・・・・と返事をし、一眠りすることにした。






放課後。。


百合いないかなぁと思って、図書館にいった。


百合の鞄だ・・

肝心の本人はいない。

どこ行ったんだろう??
探してこよ。


廊下を歩いていると、自分の教室から、声が聞こえた。

ぱっと見ると男三人が女の子を囲んでいた。


[お前、なに学級委員にチクり入れてんの?]

[私知らない。]

[嘘つくなよ!じゃあなんで秋山からお前のこといわれんだよ!!]






百合の声だ!と思った瞬間身体が勝手に動いていた



男の一人をおもいっきり殴っていた。


そこからは覚えていない。

ただ起きると、男達は倒れていて、
百合がひざ枕をしてくれていた。



確か・・・最後のやつが倒れて・・・
どうだったかな?



百合は泣きそうな顔をしている。

[やられちゃった(笑)]

笑顔で百合を見た。
なんともないよって百合に顔で答えた。
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