無遅刻無欠席が取り柄の引っ込み思案の透明人間
透明人間の決心
俺は学校へ行くことに決めた。
透明人間になったくらいで欠席してはいられない。
なにせ俺は幼稚園から習い事含め高校まで、完全出席なのだ。
これは、ひょっとしたら、ある朝突然透明人間になる確率よりも低いかもしれんのだ。
俺は着ているものを全て脱いだ。
服とカバンだけが電車に乗るのも気持ち悪い。
「へっくしょん!!」
少し肌寒いが俺は決心した。
俺は音を立てずに階段を下り、玄関で靴を履こうとしたがやめた。
靴だけ歩いてもなぁ
裸足かぁ
俺は意を決して家を出た。
「行ってきま~~す!!」
「ご飯はーー?」と母さんの声がキッチンから聞こえた。
「いらないよ。ありがとう」俺は見えない体で後ろ手に玄関を閉めて家を出た。
透明人間になったくらいで欠席してはいられない。
なにせ俺は幼稚園から習い事含め高校まで、完全出席なのだ。
これは、ひょっとしたら、ある朝突然透明人間になる確率よりも低いかもしれんのだ。
俺は着ているものを全て脱いだ。
服とカバンだけが電車に乗るのも気持ち悪い。
「へっくしょん!!」
少し肌寒いが俺は決心した。
俺は音を立てずに階段を下り、玄関で靴を履こうとしたがやめた。
靴だけ歩いてもなぁ
裸足かぁ
俺は意を決して家を出た。
「行ってきま~~す!!」
「ご飯はーー?」と母さんの声がキッチンから聞こえた。
「いらないよ。ありがとう」俺は見えない体で後ろ手に玄関を閉めて家を出た。