愛を知らない私を愛して







「依茉!!!!」




依智兄が私を見つけて名前を呼ぶと私は周りにいる女の子たちに注目された。



「おまたせー……」



視線が痛いんですけど……どう見ても兄妹でしょうが!



「久しぶりの依茉……癒されるなぁ……」




依智兄は私を見てホワッと癒された顔をした。




「全然久しぶりじゃないから! お店こっち!」




「てか本当に俺が予約しなくてよかったの?」



「いいよ、久しぶりのご飯だから」



「依茉……!!」



依智兄は私の言葉にパアッと顔を明るくさせた。







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