愛を知らない私を愛して
第2章
旅行
渚 Side.
あのあとホテルに入り俺が風呂に入ってる間、依茉ちゃんは初めて会った日の時のように寝てしまっていた。
依茉ちゃんの寝顔を見て癒される。
そして優しく寝顔にキスをした。
「……本当に、大切にする……」
そう呟いても依茉ちゃんは起きない。
この子は絶対に俺を裏切らない。
そう確信を持てるのはなぜなんだろう。
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