愛を知らない私を愛して







「夕飯の時でいいかな? 運転したって聞いたし今は疲れてるよね」





「うん、大丈夫だよ。でもちょっと……」




「ん?」




渚くんに依智兄のシスコン具合を言った方がいいのか……




「……」




私は言うのを戸惑った。




「なに?」




「えっと……依智兄……結構シスコンで……変なこと言うかもしれないけど……ごめん」




私は申し訳なさそうに渚くんに謝った。








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