愛を知らない私を愛して








私がそう言うと渚くんは納得したような顔をした。




「なるほどね、いい感じなんだ」




「そうなの、私2人がうまくいくこと願ってるんだ」




「見守っとかないとね」




「うん」





ってかもし藤井サブと依智兄も結婚して、私も渚くんと結婚したらこの4人で親戚同士……?




そんな幸せなことってないな……




「依茉ちゃん」




「はいっ」




妄想に浸る中渚くんに呼ばれ私はビクッとする。










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