愛を知らない私を愛して







渚 Side





「……またか」




仕事で疲れて家に帰り、ポストを見ると見飽きた名前の封筒があった。




" 徳永 莉子 "




……別れたんだからいい加減放っておいてほしい。




子供の養育費は払ってるのだから。




「はぁ……」




俺はため息をつきながらその封筒を開けた。










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