愛を知らない私を愛して







「いやいや……なんか私福田くんと一緒にいるのがいたたまれなくなってきたよ……」





私が冗談交じりにそう言うと福田くんはぷっと笑った。




「はは、櫻井さんも一緒に撮ってたのに?」




「それは……」




一緒に撮ってくださいって言うから……!




私は少し恥ずかしくなって頬を赤くした。





「大丈夫だよ、櫻井さん昔から美人だもん」




そう言いながら水を飲む福田くんに驚く。










< 297 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop