愛を知らない私を愛して








「ううん、なんでもない」





「そう?」





私がニコッと笑顔を作ると福田くんはメニューにまた目を向けた。




……他の人を渚くんと比べるようなことはしたくないのに。




私の中はずっと渚くんでいっぱいのままだ。











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