愛を知らない私を愛して








「依茉イ○スタなんてやったら俺より有名人になりそう」




「えっ!? それはないよ!」




快は私の携帯でイ○スタを黙々と登録しながらそう言った。




「アパレル店員って結構イ○スタにコーデとか載せるじゃん。そういうのやらないの?」




「いや……私は撮る係だから……」




「もったいない、依茉なら映えるのに」




冗談っぽく言う快に私はクスッと笑った。




「第一私、撮られるのに慣れてないからね」





「大丈夫。依茉なら不意打ちも全部可愛いから」




サラッとそう言いながらまたカシャっと私を撮る快に私は少し顔を赤くした。








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