アンバランスな関係
「お姉ちゃんから
聞いたの
光ちゃんとお姉ちゃんが
付き合ってるって
でもついさっきよ!」
「久我山っていうおばさんの
処理がなければ
俺もずっと知らなかった
…弟たちの不始末を処理したせいで
俺はスミレに残酷な人って言われるし
おばさんはしつこいし
マコは反省してないし
俺の人生って何だ?って
苛ついた」
「お姉ちゃん、泣かされたって
言ってたよ?」
「泣いて当り前のことをしたんだ
久我山を抱いて
どうにか丸めこめてって言ってきたんだ!
どうせ瑛ちゃんは
恋人もいないし、
平気でしょ~
とか言って
俺を久我山に引き合わせたんだ」
「マコは光ちゃん命なの…とか言ってた?」
「言ってた」
お姉ちゃんらしいや
私は笑顔になった
くすくすと肩を震わせて
笑っていると
瑛ちゃんが隣に座って
肩を抱いた
「俺が好きなのは…」
「わかってるよ
でも今は応えられない
もうちょっと頑張って!」
「そういうなら
いつかは応えてくれるわけ?」
「どうかな?
好きになれば
応えられるけど」
聞いたの
光ちゃんとお姉ちゃんが
付き合ってるって
でもついさっきよ!」
「久我山っていうおばさんの
処理がなければ
俺もずっと知らなかった
…弟たちの不始末を処理したせいで
俺はスミレに残酷な人って言われるし
おばさんはしつこいし
マコは反省してないし
俺の人生って何だ?って
苛ついた」
「お姉ちゃん、泣かされたって
言ってたよ?」
「泣いて当り前のことをしたんだ
久我山を抱いて
どうにか丸めこめてって言ってきたんだ!
どうせ瑛ちゃんは
恋人もいないし、
平気でしょ~
とか言って
俺を久我山に引き合わせたんだ」
「マコは光ちゃん命なの…とか言ってた?」
「言ってた」
お姉ちゃんらしいや
私は笑顔になった
くすくすと肩を震わせて
笑っていると
瑛ちゃんが隣に座って
肩を抱いた
「俺が好きなのは…」
「わかってるよ
でも今は応えられない
もうちょっと頑張って!」
「そういうなら
いつかは応えてくれるわけ?」
「どうかな?
好きになれば
応えられるけど」