洗脳学級
どうしたんだろう。
風邪でもひいたかな?
そう思いながらアプリのアンインストールボタンを表示させた。
これをタップすれば消える。
ただそれだけのことだ。
佑里香もボタンを表示させていて、あとはタップするたけの状態になっている。
しかし、そこから先が動けなかった。
指先がガタガタと震はじめ、スマホを持っていることができない。
こめかみから汗が流れて机に落ちた。
さっきよりも気分が悪くなり、あたしは口元を押さえて立ち上がっていた。
しかし、あたしより先にトイレへ走っていたのは佑里香の方だった。
個室へと走り、激しく嘔吐する。
「ちょっと2人とも大丈夫?」
慌てて美世が追いかけてきたけれど、あたしたちはそれに返事をすることもできなかったのだった。
風邪でもひいたかな?
そう思いながらアプリのアンインストールボタンを表示させた。
これをタップすれば消える。
ただそれだけのことだ。
佑里香もボタンを表示させていて、あとはタップするたけの状態になっている。
しかし、そこから先が動けなかった。
指先がガタガタと震はじめ、スマホを持っていることができない。
こめかみから汗が流れて机に落ちた。
さっきよりも気分が悪くなり、あたしは口元を押さえて立ち上がっていた。
しかし、あたしより先にトイレへ走っていたのは佑里香の方だった。
個室へと走り、激しく嘔吐する。
「ちょっと2人とも大丈夫?」
慌てて美世が追いかけてきたけれど、あたしたちはそれに返事をすることもできなかったのだった。