洗脳学級
☆☆☆
せっかくダウンロードしたのだから、使ってみないともったいない。
「どうする? どんな質問にする?」
アプリを起動した状態で美世がそう聞いて来た。
「そうだなぁ。次の授業ってなんだっけ?」
「次は社会だよ」
あたしの質問に佑里香が答えてくれた。
「社会の先生って全員に問題を当てて行くよね? どんな問題が当たるか聞いてみようか」
「それいいね! いきなり指されてもわかんないし」
美世はそう言い、さっそくスマホへ向けて話かけている。
「でも、まだそんなに学習してないのに問題までわかるものなのかな?」
佑里香は首を傾げてそう言った。
「まぁ、そうだよね。でもわかる範囲で答えてくれてるじゃん」
美世のウサギはすぐに答えを出してくれている。
「すごいよこれ! 教科書の内容なんて話してないのに、ちゃんと答えてくれた!」
美世はそう言って飛び跳ねて喜んでいる。
どうやら、ウサギからの回答はちゃんと高校2年生の社会に沿ったものだったようだ。
せっかくダウンロードしたのだから、使ってみないともったいない。
「どうする? どんな質問にする?」
アプリを起動した状態で美世がそう聞いて来た。
「そうだなぁ。次の授業ってなんだっけ?」
「次は社会だよ」
あたしの質問に佑里香が答えてくれた。
「社会の先生って全員に問題を当てて行くよね? どんな問題が当たるか聞いてみようか」
「それいいね! いきなり指されてもわかんないし」
美世はそう言い、さっそくスマホへ向けて話かけている。
「でも、まだそんなに学習してないのに問題までわかるものなのかな?」
佑里香は首を傾げてそう言った。
「まぁ、そうだよね。でもわかる範囲で答えてくれてるじゃん」
美世のウサギはすぐに答えを出してくれている。
「すごいよこれ! 教科書の内容なんて話してないのに、ちゃんと答えてくれた!」
美世はそう言って飛び跳ねて喜んでいる。
どうやら、ウサギからの回答はちゃんと高校2年生の社会に沿ったものだったようだ。