洗脳学級
2人とも昨日退院したと連絡網で回って来たところだった。
卓治と成仁は一緒に登校して来て、2人とも笑顔で会話している。
それもこれも、きっとアプリのおかげだろう。
2人の関係は見事修復したのだから。
「じゃ、やろうか」
卓治がそう言い、鞄から小ぶりなノコギリを取り出した。
真新しいノコギリのようで、それは蛍光灯の光でキラキラと輝いている。
「これで、やっと勝負がつくな」
成仁も笑顔でそう答え、同じようにノコギリを取り出す。
どうするつもりだろう?
そう思って見ていると、2人は同時に相手の足を切断し始めたのだ。
血や肉が周辺に飛び散りあっという間に赤に染まっていく。
卓治と成仁は一緒に登校して来て、2人とも笑顔で会話している。
それもこれも、きっとアプリのおかげだろう。
2人の関係は見事修復したのだから。
「じゃ、やろうか」
卓治がそう言い、鞄から小ぶりなノコギリを取り出した。
真新しいノコギリのようで、それは蛍光灯の光でキラキラと輝いている。
「これで、やっと勝負がつくな」
成仁も笑顔でそう答え、同じようにノコギリを取り出す。
どうするつもりだろう?
そう思って見ていると、2人は同時に相手の足を切断し始めたのだ。
血や肉が周辺に飛び散りあっという間に赤に染まっていく。