洗脳学級
美世は眉を寄せてそう答えた。


ここから近いから行きやすくていいけれど、その分何度も足を運んでいるため新鮮さはなかった。


「ファミレスならなにも起こらなくてよさそう」


佑里香1人だけが安心したようにそう言った。


「ま、いっか。放課後には小腹がすいてるだろうし、行ってみようよ」


あたしはそう言い、残りのお弁当口へ運んだのだった。
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