幸せの見つけ方




ちゃんとした友達が、もっと欲しい


あたしは、小学校3年生までの記憶が無い
事故らしいけど覚えてない


それから小学校4年生になる年に
諸事情で田舎から東京に転校した


でも、転校あるあるの質問攻めで

「どこ小通ってたの?」
「…わからない」
「田舎って、遠足どこ行くの?」
「…覚えてない」


こんな調子だったから、
やっと作った友達に省かれたこともある

それが小学校4年生のとき


それ以降も誰かがあたしに話しかけてくれたこともあるけど、


省られたときの記憶が蘇って、

上手く心を開けなかった



中学校には幸い同じ小学校の子がいなかった

から、心を開こうと決心した



それで、部活の友達と今でも親友の子とはすごく仲良くなって

ずっとやって行けると思ったのに


そんなこと思ってたの?
やっぱりあたしに友達は無理なのかな

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