幸せの見つけ方




ぼんやりしてから、何分が経っただろうか?


ふと時計を見ると、12時40分をさしていた



はーあ、あと20分もあるのか…

いつもなら楽しい休憩が、すごく憂鬱



またぼんやりし始めると、




ふっと視界をふさがれる

「わぁっ!ちょ、誰?」
「だーーーれだー?」


「…その声は、胡桃先輩ですね」
「せいかーい!」
「いいんですか、あっちに行かなくて」


視線の先には、高2の先輩が喋っている

「うーん…ていうかさ、風乃ちゃん
さっきどうしたの?私の事嫌いになっちゃった?」


「そんなことあるわけないじゃないですか!」
「じゃあなんで1人ご飯食べてぼんやーりしてるんですかー?」
「先輩も、迷惑じゃないですか、?
あたしといると話し合いとかできないですし」


「そーーーーんなことあるわけないじゃん!」
「で、でも…」
「いいの!私、前から、高1の子がみんないた時から気になってたんだ!ずっと話したいと思ってた」




…え?


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