COLOR~番外編集~
「そろそろ一分たったかな。紅茶入れるね。」
「あ、はーい。」
悠里が、慣れた手つきでポットを持って茶漉しをカップの上にのせた。
私にはその違和感が何かわからない。わからないのはとても不安だ。
だから、せめて。
この悠里との、大好きな人との、幸せな時間を大切にしたいと思う。
コトコトコト
カップに紅茶が注がれると、湯気が立ち込めた。
瞬間、いい香りが広がる。
「わぁ、すごいいい香り!」
「本当?ありがとう。」
ここまで。悠里と結ばれるまで色々あった。
有紗に勝利が好きだとカミングアウトされて。
悠里と一緒に有紗の恋を応援するうちに距離が縮まったんだ。
「はい。これが真由子の分。」
「ありがとう!」
悠里のもとの世界での過去とか、寮母さんとの関係とか大変なこともあったけど。
やっぱり、私は悠里を好きで良かったって思ってるよ。
きっと、もしもう一度始めたとしても悠里を選ぶ。
「あ、はーい。」
悠里が、慣れた手つきでポットを持って茶漉しをカップの上にのせた。
私にはその違和感が何かわからない。わからないのはとても不安だ。
だから、せめて。
この悠里との、大好きな人との、幸せな時間を大切にしたいと思う。
コトコトコト
カップに紅茶が注がれると、湯気が立ち込めた。
瞬間、いい香りが広がる。
「わぁ、すごいいい香り!」
「本当?ありがとう。」
ここまで。悠里と結ばれるまで色々あった。
有紗に勝利が好きだとカミングアウトされて。
悠里と一緒に有紗の恋を応援するうちに距離が縮まったんだ。
「はい。これが真由子の分。」
「ありがとう!」
悠里のもとの世界での過去とか、寮母さんとの関係とか大変なこともあったけど。
やっぱり、私は悠里を好きで良かったって思ってるよ。
きっと、もしもう一度始めたとしても悠里を選ぶ。