きっと、ずっと
「ねぇ、泉ちゃんも北海道出身なんだって?了から聞いたけど」
向かいに座る昴さんがグイッとビールを飲み込みながら聞いてくる。
「あ、はい。え、昴さんも?」
「うん。地元が札幌なんだよね」
「えー、あたしもです!」
慣れない東京生活。
地元が一緒の人に会えるってすごく嬉しかった。
「昴さんはなんの先生なんですか?」
「俺?俺、小学校の教師だから、全般だよ」
「わぁー、小学校の先生って1番大変そう!」
自分が小学生の頃のことを思い出しても、大変だなって思う。
中学や高校はそれなりに自分のこともできるし、先生の言うことも理解ができる。
でも、小学校なんて低学年は先生の言ってることをちゃんと理解しているかも怪しいよね。
しかも、すべての教科を教えなきゃならないし。
勉強が嫌いだったあたしには尊敬しかない。
「了は中学で英語教えてて、海は高校で数学教えてる」
彼ら3人は、大学時代からの友達らしい。
あたし達の10個上だから、卒業して7年。
それでも続いてる関係は素敵だなと思う。
向かいに座る昴さんがグイッとビールを飲み込みながら聞いてくる。
「あ、はい。え、昴さんも?」
「うん。地元が札幌なんだよね」
「えー、あたしもです!」
慣れない東京生活。
地元が一緒の人に会えるってすごく嬉しかった。
「昴さんはなんの先生なんですか?」
「俺?俺、小学校の教師だから、全般だよ」
「わぁー、小学校の先生って1番大変そう!」
自分が小学生の頃のことを思い出しても、大変だなって思う。
中学や高校はそれなりに自分のこともできるし、先生の言うことも理解ができる。
でも、小学校なんて低学年は先生の言ってることをちゃんと理解しているかも怪しいよね。
しかも、すべての教科を教えなきゃならないし。
勉強が嫌いだったあたしには尊敬しかない。
「了は中学で英語教えてて、海は高校で数学教えてる」
彼ら3人は、大学時代からの友達らしい。
あたし達の10個上だから、卒業して7年。
それでも続いてる関係は素敵だなと思う。